うどんハイキング3軒目に行くために、琴平駅から高松駅まで移動。 うどん屋は香川県全域に点在しており、郊外型は昼間のみ営業の店が多いので、 夜は必然と都市部に行くことになる。 本当は琴平で3軒目の予定だったが、 うどん屋の近くまで行くバスが1日9本しかないという、 驚愕する事実を現地にて知り、 仕方がないのであきらめて高松へ戻った。 したがって、琴平で1時間ロスしたので高松駅での食事時間はおよそ50分。 高松駅から商店街に走る人なんて私ぐらいしかいなかったのでは。 中央公園まで全力で移動し、路地に入ってこの店に入店。 しゃべり方が女性なのに声が重低音の店員さんに「ひや天」を注文。 「今、うどんが釜に入っていますので8分待ってくださいね。」と言われた。 その間新聞を出してくれたり、お茶を出してくれたりして辛抱強く待った。 しかし、8分待てば出るはずの「ひや天」は15分待ってようやく登場した。 確かに、うどんは8分で茹で上がるのだが、 その後、水でうどんを冷やし、天ぷらができあがるのに時間がかかったのだ。 だったら、最初から「15分かかります」と言って欲しかった。 さて、問題の「ひや天」は冷たいうどんに冷たいダシがかかっているのに、 上にのる天ぷらは揚げたてというかなり変わった一品。 生姜やもみじおろしなど薬味がたっぷりのっている。 ここの冷たいうどんは「讃岐家」などとは違い、 生ぬるい温度ではなく、しっかり冷やしたうどん。 今日訪れた「長田 in 香の香」「やまうちうどん」と違って、 麺が細く、ガムのような粘りがある麺だった。 天ぷらも温かくておいしかった。 味としては文句なし。 ただ、ここで1時間も使ってしまい、 目的の「マリンライナー」に乗れず、 帰りは岡山〜相生を新幹線で移動するはめに。 高価なうどんになってしまった。 (訪問日:2004年4月10日) |