ついに讃岐うどんの王者に挑戦を挑みに行った。 長年、存在は知っていたものの、 あまりの高松駅からの遠さに断念しまくった。 「うどんハイキング第6弾」で絶対に行くぞ!と決意し、 張り切って朝5時半に起床し、18きっぷで移動した。 さあ、琴電の陶(すえ)駅に11時6分に着いて、 予定通り11時9分発の町営バスに乗って… と思ったのだが、いつまでたってもバスが来ない。 時刻表をもう一度見ると、なんと日曜・祝日は全便運休! 今日は12月23日で天皇誕生日で祝日!!! うわぁ〜、バスが来なかったら40分徒歩しないと 店に行けない。 とたんにやる気が失せたが、食欲が私を後押しした。 周辺は田んぼだらけ。 スーパーがたまにあるが、店らしいものはほとんどない。 おまけに車社会だから、歩いている人が全くいない。 「恐るべきさぬきうどん全店攻略本」だけを頼りに40分歩いた。 もうそろそろ着くはずだと前を見ると、 人が横断歩道を渡っているのが見えた。 しかも何人もいた。 明らかにお店がそこにあることを示していた。 店の前には30人ほど行列ができていたが、 20分ぐらいしか待たずに入ることができた。 メニューはうどんとダシの組み合わせでシンプルな構成。 さんざん迷ったが、「かまたま小」「温かいかけ小」「げそ天」を選んだ。 店内のいろいろな場所で食べることができ、 ダシは自分でかける。 ああ、ついにかまたまが食べられる! かまたまは生卵に温かいうどんを入れた一品。 生卵の食感でつるつるとしていた。 うどんは表面が柔らかいような感じだったが、 中心はしっかりと弾力があった。 確かに今までの讃岐の名店とはちょっと違った。 続いて、かけうどん。 好きなだけタンクからだしをかけて、いただきます。 おおっ、しっかりとした和風だし。 かまたまとは違う味だが、これも抜群。 これで1玉\100なのが、信じられない。 げそ天が衣がバリバリ、だけど食感はしっとり。 冷めてはいるが、脂っぽくなくて理想的。 すごいなあ、これだけ楽しめて\350。 王者の底力はすごかった。 後から増築したと思われる、広大なお庭のような客席もすごい。 おみやげで売っていたのも4玉\400の生うどんで、これも安い。 駐車場も広く、お客に喜ばれる店作りをしているなあ、と思った。 食べた後の満足感だけで、 滝宮駅までの徒歩30分が楽々乗り越えられた。 今度は家族や友人と来たいなあと思った。 -------------------------------------------------------------------------------- 今度は平日だったので、町営バスに乗って2度目の訪問。 え〜っ、平日なのに137人待ち!!! みんな仕事ちゃうんかい!? みんなマイカーで来ているし。謎は深まるばかり。 諸物価高騰の折、うどん代も値上げしていた。 これはしょうがない。 げそ天がなく、代わりにちくわ天。 夏だったので、冷たいかけうどんにした。 値段が変わっても、讃岐うどんナンバーワンの実力は変わっていなかった。 137人待ちでも、50分あれば食事が終わって、おみやげが買える。 これだけ食べても、また来たいなあと思えるのが不思議。 (訪問日:2008年8月25日) -------------------------------------------------------------------------------- ほぼ10年ぶりにまたうどんが食べたいなと思い、 今回は坂出駅から路線バスを乗り継いで「羽床上(はゆかかみ)」で下車。 バス停からお店までは徒歩3分で楽勝。 相変わらず、駐車場はいっぱいであったが、行列は短かった。 あっさりと出番が来て、うどんはいつも通りにかまたまと冷たいかけ、 ちくわ天もげそ天もなかったので、卵天とカニクリームコロッケを注文。 冬だったので、屋外は寒かったが、相変わらずうどんは絶品。 おみやげの生うどんも4玉で\500は安いなあ。 帰りは都合のよい時間帯のバスがなかったので、 まっすぐ歩いて30分でことでん綾川駅に到着。 綾川駅のそばには大きなイオンモールができていた。 バスと綾川駅のおかげでこのお店に行くのもずいぶん便利になった。 ありがたいなあ。 (訪問日:2017年12月16日) -------------------------------------------------------------------------------- 会社の大切な後輩2名を連れて、 ほぼ2年ぶりに、レンタカーでこのお店を訪問。 すごいな〜自動車。 綾川駅から7分ぐらい走って、あっさりと到着。 徒歩30分って何だったんだろう・・・ 朝11時過ぎであったが、行列はなんと無し! 冬の割に暖かい天気であったが、行列がなくて良かった。 かまたま小は\300、ひやひや小は\250で値上げしていたが、 おいしさは抜群。 周りが寒くても、ひやひや小のうどんの麺の弾力は 絶対に外せない。 何年か経ったら、また味わいたくなる不思議な味。 今回初めて一人旅でない来店となったが、 次は誰と来られるだろうか。 (最終訪問日:2019年12月14日) 【システム】
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