熊本城が来年2007年に築城400周年を迎えるということで、 本丸御殿が復元工事中。 がっかりした後で、ホテルに向かい、 すぐに夕飯を食べにこの店にやってきた。 熊本名物の太平燕を食べるには2階のレストランに 行かなければならない。 しばらく待って、入店。 テーブル席ばっかりだったが、1人で座った。 迷った末に、中華定食を注文。 ドリンクはジンジャーエール。 ところが、隣のお客がドリンクを断った後、 「お茶をお持ちしましょうか? 熱いジャスミン茶、冷たいウーロン茶がございますが?」 と店員さんが案内していた。 しまった、アルコールを頼まなくてもお茶が出るのか。 結構時間が経って、中華定食が登場。 太平燕(小)と酢豚(小)と杏仁豆腐、ごはんとサラダのセット。 太平燕は春雨が入った中華スープだが、 野菜がどっさりと入っていた。 ちゃんぽんと似たような具だったが、 味はちゃんぽんよりもはるかにあっさりしていた。 塩ラーメンよりも薄い味。でも、おいしい。 酢豚はカリカリしていて、味付けも良かった。 杏仁豆腐はクリーム分が少なかったが、 シロップの甘さが強かった。 それでもなかなかの味だった。 内装は高級店だが、家族連れも多く、 すごく入りやすいお店だった。 夜でもランチのような定食が注文できるのは いい店の証拠だ。 店員さんの黒いチャイナドレスがひときわ印象的だった。 (訪問日:2006年5月3日) |