「新三浦 天神店」

親子丼(\870)。 天神ビルの地下1階にあります。 博多で有名な水炊きのお店。
水炊きとは鶏肉をしっかり煮込んだ鍋で、味付けはつけダシで調整する。
1人客で鍋料理は敷居が高いが、このお店は1人用のミニ鍋定食がある。
それでも良かったのだが、この天神店だけで食べられるのが親子丼である。

韓国出張前日の台風で関西空港が浸水したため、飛行機が使えず、
新幹線と高速船ビートルで韓国に行き、同じルートで博多に戻ってきた。
後は帰るだけだが、せっかくの博多、何か名物が食べたい。
韓国ではキムチ、唐辛子みそと結構刺激的な食事が多かったので、
何かお腹にやさしいものを、と思って入ったのがこのお店。
地下鉄天神駅から雨にぬれずに地下道直結なのもありがたかった。
時間は昼13時少し前。それで4組待ち。なかなか人気がありそうだ。

しばらく経ってから入店し、
座敷に座って落ち着いているうちに、親子丼が登場。
丼の蓋を開けると、卵が中央にのっていて、100点満点の見た目。
一口食べるとダシがたっぷりで、日本に帰ってきた〜という安心感でほっとした。
鶏肉がおいしいのはもちろんのこと、
ありがたいことに塩味の鶏スープがセットになっている。
このスープが鶏肉のうまみを凝縮した見事なスープ。
これにごはんとか、ラーメンとか入れたらおいしいだろうな〜。

豪華な卵かけごはんの感覚で、あっという間に完食。
これで\870かあ、老舗なのに庶民派価格でありがたいな〜。
夜に豪華に水炊きを食べるのもいいものだが、
おいしいところだけを凝縮した昼のメニューもありがたい。
接待されて水炊きを食べることはまずないと思われるので、
博多名物を1つ制覇することができて、本当にうれしかった。

(最終訪問日:2018年9月7日)


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