バルーンフェスタのために佐賀に行ったが、 2日滞在した結果、悪天候のため、飛んでいく気球が1つも見られず、 若干がっかりして、佐賀の温泉街を観光することにした。 しかし、2年連続で気球が飛ばないとは… 周辺ばっかり観光してしまって、ますます佐賀に詳しくなってしまう。 今回は嬉野(うれしの)茶で有名な嬉野温泉にやってきた。 名物の湯豆腐の元祖であるお店を観光協会で教えてもらい、 12時前にやってきた…ら、10人待ちだった。 すごいな〜昼ごはんまでまだ時間があるのにもう満席。 20分ほど待って、入店し、ゆどうふ定食を注文。 混み合っていてさらに時間がかかり、ゆどうふが来たころには 店に入ってから40分が過ぎていた。 湯豆腐とごはんと小鉢数皿というヘルシーな定食。 薬味を鍋に入れ、豆腐をつかむと、 おおっ、お箸でつかめるけど、柔らかいという絶妙な硬さ。 一口食べると、嬉野産大豆のしっかりした味が感じられた。 普通の湯豆腐なら、何度もポン酢につけると味が薄まってしまうが、 ここの湯豆腐はだしで炊いてあるので、 食べ続けても味が薄まらない。 こういうのもありなんだな、と思って感心した。 漫画「美味しんぼ」にも取り上げられたことがあるそうで、 それに相応する見事な湯豆腐だった。 13時前に店を出ようとすると、さらに行列が伸びていた。 先に食べられてよかった。 (訪問:2014年11月2日) |