さっぽろ雪まつりの旅

日時2008年2月9日(土)〜11日(月)
目的地函館、札幌、東京
目的JRに乗って、さっぽろ雪まつりを見る

2月は簿記検定等と重なり、今までずっと遊びにいけなかったのですが、
資格試験を忘れて、念願のさっぽろ雪まつりに行くことにしました。
ただ、飛行機が飛ばないことを心配して、今回はJRで。
本当は寝台列車に乗りたかったんですが、
「トワイライトエクスプレス」「北斗星」ともに個室が満席。
やむを得ず、地獄の乗り継ぎ旅になってしまいました。
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1日目:まず函館へ

発駅発時刻着駅着時刻備考
新神戸8:15東京11:06新幹線「のぞみ66号」
東京11:28盛岡13:57新幹線「はやて75号」
盛岡15:26八戸16:03新幹線「はやて19号」
八戸16:14函館19:20特急「スーパー白鳥19号」
新幹線「はやて」。東北新幹線のエース。 特急「スーパー白鳥」。これで津軽海峡を越えます。 青函トンネル通過中。

まず頑張って、新神戸まで行って、のぞみの自由席へ。
ですが、広島始発なのに、もう自由席が満席でした。
うわぁ、3連休初日ってやっぱり大人気なんだなあ。
指定席が取れないわけだ〜。
新大阪で目の前の人が降りて、座席を確保。とても助かりました。
東京ではおむすびだけを買って、急いで「はやて」に乗車。
こっちは全車指定席で、事前に予約していたので、大丈夫でした。
盛岡で下車して、「白龍」で昼ごはん。
意外と時間をロスして、1時間半の余裕時間ぎりぎりで、次の「はやて」に乗車。
このまま一気に津軽海峡を越えました。

函館に着いて、「五島軒」で夕飯その1。
「あじさい 紅店」で夕飯その2。
さすが函館。お手頃価格で2店行けました。
雪は降っていなかったですが、そこそこ寒く、路面が凍結していました。
スーパーホテル函館に宿泊。
天然温泉がありましたが、かなり狭かったです。
あるだけましってところでしょうか。

2日目:雪像に会って、とんぼ帰り

発駅発時刻着駅着時刻備考
函館9:30札幌12:59特急「北斗5号」
札幌22:00青森5:35急行「はまなす」
函館市営・谷地頭温泉。すごい。 路面電車の町って楽しいですね。 お世話になりました。 見事な船形の函館駅。 一世代前の車両ですが、実力はあります。特急「北斗」 自由席なのに、前方の景色が見えるんです。

朝風呂を浴びに、谷地頭温泉へ。
しかし、朝早すぎたので、路面電車が走っていませんでした。
時間の都合で仕方なく、タクシーを利用。\1010かかりました。
谷地頭温泉、市営なので\390と安かったんですが、
洗い場の数は50ぐらいあり、湯船も広くて、しかも露天風呂付き!!
これなら、朝からわんさかマイカーが押し寄せるはずです。
シャンプーや石鹸はありませんでしたが、来てよかったです。
外にはベンチや畳敷きの休憩室がありました。
帰りは路面電車に乗って、ホテルに帰りました。

函館駅をうろうろしていると、限定土産の「じゃがポックル」発見!
あまり物珍しさを感じなかったんで、スルーしたら、
他の人の手が伸びて、あっという間に売り切れてしまいました。
その後、特急「北斗5号」で札幌へ。
結局、谷地頭温泉に行くのが遅れて、乗る列車が1本遅くなってしまいました。
しかし、このスーパーでない「北斗」が良かったです。
スピードは若干遅いのですが、先頭車が自由席で、
前面の展望が楽しめました。
これは「スーパー北斗」では楽しめません。
半分ぐらい寝てしまいましたが、洞爺、登別、苫小牧…とだんだん札幌に近づいていくのが楽しみです。

札幌に着いて、「麺屋 彩未」で昼ごはん。
しかし、貴重な1時間をラーメンを食べるだけで使ってしまいました。
大通公園に戻って、昼の雪像を堪能しました。
この後、おみやげでさんざん迷ってしまって、時間をロス。
サッポロクラシックとマルセイバターサンドを買った後には、
すでに夜7時30分を過ぎていました。
大通公園に戻って、夜の雪像を観賞。いやあ、昼よりきれい。

※詳しくは、「デジカメ歳時記」をご覧ください。

しかし、凍えすぎて、体力が持たなかったので、
地下鉄で琴似に移動し、「花ゆづき」で入浴。
本当なら、ここで「山桜桃」の本店でみそラーメンを食べたかったのですが、
全くそんな暇はありませんでした。
それどころか、急行「はまなす」に乗り遅れそうなぐらいの時間に。
あわてて、タクシーでJR琴似駅に戻りました。
結局、みそラーメンを食べる予定だったのに、ドーナツ2個しか買えませんでした。

急行「はまなす」。 指定席はふんわりシート。 自由席はかた〜いシート。

急行「はまなす」は指定席を取っていたので、「ドリームカー」に座るはずでした。
なのに、なのに、なぜか指定された号車に行くと、
自由席と同じ簡易リクライニングシートが!!!
そうです、「はまなす」は指定席でも「ドリームカー」を指定しないと、
普通の席に回されるんです!
うわぁ〜やられた〜。しかもこれで7時間も移動!?
隣の外国人のお姉さんはもう寝てるし、
これはまずいなあ。

簡易リクライニングシートとはだいぶ昔の新幹線のシートと同じで、
「倒れる」「そのまま」の2段階しかないシートです。
ですので、すごく体に無理が生じます。
私も足がすぐに限界を感じて、意味もなく立ったりしました。
それぐらいしんどい座席です。
途中で列車とシカがぶつかり、少し遅れました。
夜中の函館で半分ぐらい下車して行きました。
それでも、かまわずに津軽海峡を越えます。

3日目:大都会・東京

発駅発時刻着駅着時刻備考
青森5:52八戸6:48特急「つがる2号」
八戸6:55東京9:51新幹線「はやて2号」
東京15:33新神戸18:24新幹線「のぞみ93号」
特急「つがる」。 六本木にある東京ミッドタウン。 別世界のようです。 吹き抜けも多数。 牛乳バー。 N700系も多くなりました。

朝5時半から乗り換えで、青森駅のホームを移動。
なんで、朝から階段を使わないといけないのだろう。
そのまま新幹線に乗り換え。
東京から六本木には直接行けないので、地下鉄で乗り換え。
東京ミッドタウンは東京を象徴するような堂々とした建物でした。
お金持ちが好きそうなお店がずらり。

この後、池袋の牛乳バーに行って、清里産の牛乳を堪能。
その後、東京へ戻りましたが、3連休最後の日でやっぱり混雑。
どうにか「のぞみ」の自由席を確保して帰りました。
富士山がきれいだったのに、左側の席だったのが惜しかったです。

旅行を終えて

鉄道を使って、新幹線を使いまくったので、
移動費と宿泊費:\60000を使ってしまいました。
やっぱりさっぽろ雪まつりには何度も行けるものじゃありません。
今回、思い切って行ってよかったです。

Special thanks !!
・往路の新幹線で新大阪で降りた人たち
・新幹線を定時運行した人たち
・さっぽろ雪まつりの雪像を作った皆さん
・函館と琴似のタクシーの運転手さん

thanks !
・函館市営谷地頭温泉:広さがすごい
・特急「北斗」:前面展望がよかった
・札幌地下鉄土日専用1日きっぷ「ドニチカきっぷ」
・東京ミッドタウンの「平田牧場」
・シカにも負けずに定刻で運転した「はまなす」

バカヤロー !!!
・新幹線…特急料金高すぎ
・新幹線…盛岡で途中下車するだけで\1000も高くなる、今の料金体系
・谷地頭温泉に行くのに早起きできなかった自分
・札幌でおみやげを決めるのに、時間をかけてしまった自分
・急行「はまなす」の簡易リクライニングシート…自由席移動は体力的に絶対無理
・早朝なのに、青森駅で乗り換えをさせる、列車ダイヤ
・わかりにくい東京の地下鉄


おまけ・ミニ知識

・東京駅のおむすび屋「ほんのり屋」は八重洲中央口の近く。
・盛岡のじゃじゃ麺屋「白龍」は駅から意外と遠いし、行列もすごい。
・函館市電は昼間以外、本数が少ない。
・函館朝市は日曜日も営業している。
・スーパーでない特急「北斗」もそこそこ乗り得。
・札幌の地下鉄に土日に乗るときは「ドニチカきっぷ」が\500でとてもお得。
・雪まつりは昼よりも夜のほうがきれい。
・急行「はまなす」に乗るときには「ドリームカー」「カーペットカー」が取れない場合はあきらめた方がよい。
・牛乳バーはJR池袋駅北口にある。



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